県内初「夜間中学」　外国人含む１６～８５歳の９人が入学希望　４月開校【香川・三豊市】

三豊市で２０２２年４月、「夜間中学」が香川県内で初めて開校します。

開校に向けて２月２８日、専門家らによる協議会が設置され、これまでに９人が入学を希望していることが発表されました。

三豊市は、４月中旬の「夜間中学」の開校に向け、２８日、専門家らで作る協議会を設置しました。

これまでに市の内外に住む１６歳から８５歳の９人が入学を希望していて、外国人もいるということです。

「夜間中学」は、義務教育を十分に受けられなかった人や不登校の現役中学生のほか外国人などを対象に、夜間に学びの場を提供するもので、市内の高瀬中学校に設置し、１学年２０人を想定しています。

（三豊市　山下昭史市長）「国籍、年齢それぞれの事情を持った人が来るので、１つの型にはまった学校ではなく１人１人が自分の学びを見つけ、それに寄り添える学校を目指したい。」

「夜間中学」の開校は県内では初めてで、協議会は今後、学校の運営方法や生徒の支援などについて話し合うことにしています。

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