〜航空交通管理システム最大手のインドラと提携し、欧州初の取り組みをサポート〜
テラドローン株式会社 Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表者:代表取締役 徳重 徹、以下Terra Drone)の海外グループ会社ユニフライ(本社:ベルギー)は、スペイン航空管制局のドローン運航管理システム「U−スペース」の開発に協力することが決定いたしました。本開発案件は、航空交通管理システムの世界最大級のサプライヤーであるインドラ(本社:スペイン)が約135万ユーロで受注し、ユニフライと航空宇宙機器メーカーのエアバス(本社:フランス)が開発パートナーとしてインドラと提携、共同で開発を進めてまいります。 今回の開発は、スペイン航空管制局が2023年1月から施行される欧州規則に則り、スペイン国内におけるドローンの運用を安全にサポートすることを目的としています。U−スペースが完成することにより、目視外のドローン飛行が可能となります。この取り組みにより、スペイン航空管制局は航空機やドローン運航、航空関連の情報を統括するスペイン国内で唯一の機関となるだけでなく、欧州初の取り組みとして他国との差別化を図る見込みです。 インドラとの提携は、2023年までの実行スケジュールを持つ24か月延長可能な契約であり、スペインにおけるドローン市場の成長を中長期的にサポートしてまいります。 ユニフライはドローンの運航管理システムであるUTMを開発し、欧米5カ国にて導入実績のある同分野におけるトップ ランカーです。これまでも、各国のドローンの商用化や市場拡大を目的としたプロジェクトに参画してきました。ドローンの運航管理に関する知見の豊富さ、技術力の高さが評価されたことから、スペインのドローン市場の未来を担う重大な役割に抜擢されています。 Terra Droneは、新しい移動手段へのニーズ、災害時の救急搬送や物資輸送の必要性の高まり等を背景に、2021 年より空飛ぶクルマ領域へ本格的に参入してまいりました。2022年に予定されている日本国内のドローン規制緩和を見据え、ユニフライの豊富な実績と知見を活かしながら安全で効率的な飛行を実現する運航管理を検証し、低空域のインフラにおける課題解決を目指してまいります。■ユニフライについて ベルギーに本社を置く大手ドローン運行管理サービス・プロバイダーであり、ドローン版航空管制システムであるUTMを開発。欧米5カ国で導入実績があり、同分野における世界的なリーディングカンパニー。ドイツ航空局(DFS)も同社の技術力を高く評価し筆頭株主となっている。Terra Droneは2016年に戦略的パートナーシップ契約を締結、資本提携も行い海外における筆頭株主となっている。■Terra Drone株式会社について 2016年に創業。東京本社含め、全国に拠点を構え、海外においても欧州・東南アジアを中心に事業展開する、 世界最大の産業用ドローンソリューションプロバイダー。 世界的なドローン市場調査機関のDrone Industry Insightsによる「ドローンサービス企業 世界ランキング2021」において、産業用ドローンサービス企業として400社中「世界2位」に選ばれ、2021年2月にシリーズAで15.1億円を調達した。 測量分野では大手ゼネコン・建設コンサルからの案件を中心に、世界でもトップクラスとなる2,000件以上のドローン測量/点検実績がある。現在、国内導入実績No.1の「Terra Lidar (特許取得済)」の新型モデル「Terra Lidar One」を発売。 点検分野ではINPEXと事業構想「INPEX‐Terra Drone Intelligent Drone構想」を立ち上げ、DXを推進している。また、特許取得済みのUT(超音波探傷検査)ドローンを用いた検査技術も導入している。 運航管理分野では、三井物産等と共同で空飛ぶクルマやドローン社会の実現において必須の運航管理プラットフォームである「Terra UTM」の開発を行っている。■本件に関する問い合わせテラドローン株式会社 広報担当 宮本電話 : 03-6419-7193メール: pr@terra-drone.co.jpHP : http://www.terra-drone.net※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。
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