2021年の「印象に残ったスマホ」5機種 フォルダブル、1インチカメラ、AIなどのスマホトレンドを振り返る

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「Galaxy Z Fold3 5G」

 2021年も例年通り、数多くのスマートフォンが発売されました。なかでも印象的だった5機種をピックアップしつつ、スマホのトレンドを振り返ります。【動画】「Galaxy Z Fold3 5G」を折りたたむ様子

2021年の「印象に残ったスマホ」5機種 フォルダブル、1インチカメラ、AIなどのスマホトレンドを振り返る

使い勝手が進化したフォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold 3 5G」

 折りたたみできる2画面の“フォルダブル”スマートフォン。その代名詞といえるのがサムスン電子の「Galaxy Z Fold 3 5G(ギャラクシー ゼット フォールドスリー ファイブジー)」です。 ディスプレイサイズは、端末を折り畳んだ状態で使うカバーディスプレイが6.2インチ、開いた状態で使うメインディスプレイが7.6インチです。 フォルダブル端末でありながらも、防水性能を備え、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応。先進的な機構を備えつつ、日常的に扱いやすい端末になりました。また、Galaxyシリーズではお馴染みのSペンも使えるようになり、大画面という特徴を生かしやすくなったとも言えます。 NTTドコモとauの大手キャリア2社で取り扱いがあり、端末価格は23万7565~23万7600円(税込、以下同)。各社の購入プログラムなどを活用すると、実質負担額は15万円前後になります。

1インチセンサーを搭載したカメラスマホの先駆け「AQUOS R6」

 背面カメラに1インチセンサーを搭載したスマホは、2021年の新しいトレンドでした。シャープの「AQUOS R6(アクオス アールシックス)」は先駆けてこうした特徴を備えた端末として注目されました。 トリプルカメラ以上が標準的となったハイエンドモデル市場において、あえて独Leica(ライカ)と協業開発したシングルカメラを積んだ尖った1台でもあります。 ディスプレイサイズは約6.6インチ。液晶パネルではなく、有機ELの「Pro IGZO OLED」を採用しているなど、ディスプレイの方向性としても大きく舵を切った印象があります。 キャリアモデルはNTTドコモとソフトバンクが取り扱っています。また9月にはSIMロックフリーモデルも登場しました。端末価格は16万円前後です。

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