【笠原一輝のユビキタス情報局】米国から帰国。国内の待機施設での3日間「待機」レポート - PC Watch

 今年(2022年)の年頭に米国ラスベガスで行なわれたCES 2022に、2年前に行なわれたCES 2020以来2年ぶりとなる対面で参加してきた。既に記事でも説明した通り、今年のCES 2022は対面とリモートの2つの側面を持ったイベントとなっており、現地で行なわれたもの、そして現地からリモートで参加したものなど、これまで20回以上参加してきた筆者にとって、CESの中でも最も忘れられない「記憶に残るCES」だった。

 CESから戻ってきた筆者を待ち受けていたのが、日本政府がCOVID-19の感染症拡大防止策として行なっている「新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置」に基づく待機期間だ。米国から日本に帰国した場合には、滞在していた州により3日間ないしは6日間の検疫所が用意する宿泊施設への待機措置、その後自宅へ移動しての自宅での待機期間を経て、自由に外出することが可能になる。

【笠原一輝のユビキタス情報局】米国から帰国。国内の待機施設での3日間「待機」レポート - PC Watch

 これまでの人生で、他人にどこかに閉じ込められる、そしてどこかへ移動しないということを強制させられるのは初めての経験なだけに、どんな日々になるのか当初は不安だったものの、実際に経験してみた結論は「PCやスマートフォンなどのIT機器と高速なモバイル回線」があれば、意外と大丈夫だなというものだった。