コロナ禍でテレワークが増え、家で音楽や映画を楽しむ機会が増えた人は多いのではないでしょうか。そんな時に活躍するのが、没入感を増したり家族に気兼ねなく音楽・映画を楽しめるヘッドホンです。今回はヘッドホンの選び方やおすすめをご紹介していきます。
ヘッドホンは数千円のものから数十万円するものまで、幅広い価格の製品があります。まずは価格によってどのような違いがあるのかを踏まえた上で、どう選べば良いのかを見ていきましょう。
単純に価格だけを見ると、高いものなら音質が良く、安いものは悪いイメージがあるかもしれません。しかし、高ければ必ずしも満足できるとは限りません。
高いヘッドホンはドライバーの数が多かったり、メーカー独自の技術を用いて防音性を高めていたり、コンサートホールで聴くような音の響きを再現できる仕組みになっています。一方で、構造をシンプルにすることで、優れた音質ながら価格を抑えた製品もあります。
ただ、いくら性能が良くても自分の好みの音質で音楽や映画を楽しめるとは限りません。たいていのヘッドホンは、「高音の美しさを重視」、「重低音を重視」、「まとまりのある響きを重視」など、得意分野が異なります。
重低音をしっかり聴きたい人には、例え10万円以上するヘッドホンでも、高音を重視したタイプだと満足できない可能性があります。また、テレワークでの会議や英語学習のリスニングといった場面で使う場合、常にコンサートホールで聴いているような響きでは耳が疲れてしまうこともあります。
また、有線と無線で値段に違いが出ることも。無線タイプのヘッドホンはBluetooth機構やバッテリーを搭載するため有線タイプよりも製造コストがかかり、同程度の品質でも価格が高くなる傾向があります。さらに、無線で音声データをやり取りするにあたってデータが圧縮されるため、音質の劣化が生じてしまうこともあります。
【参考】音質や性能はどれくらい違う?イヤホンの価格設定が幅広い理由
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ワイヤレスのヘッドホンは取り回しがよくて便利ですが、前述したように有線タイプよりも価格が高い傾向にあります。「家にあるお気に入りの有線ヘッドホンを無線化したい」「わざわざワイヤレスヘッドホンを買いなおすのはちょっと……」という方は、Bluetoothレシーバーを使うという手もあります。
このレシーバーをスマートフォンやタブレットとBluetooth接続してヘッドホンを繋げば、ワイヤレスで音楽を楽しめます。クリップ付きなので、服などに取り付けて使えるのもポイントです。
【参考】エレコム公式サイト製品詳細ページ
ヘッドホンを選ぶ時は、「用途(音楽鑑賞、ゲーム、WEB会議等)」「予算」「有線かワイヤレスか」「好みの音質か」「耳が痛くならないかどうか」「ファッション性」など、基準がたくさんあり、どれを重視するのかは人それぞれです。
『@DIME』ではヘッドホンやイヤホンの選び方などを過去に紹介しているので、こちらの記事も参考にしてみましょう。
【参考】自分のスタイルに合わせて選びたい!音質だけでなくデザインにもこだわったワイヤレスヘッドホン4選
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— Theron Bretz Wed Jul 14 15:08:56 +0000 2021
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近年は「ワイヤレス(無線)タイプ」や「ノイズキャンセリング機能搭載」のヘッドホンが人気。2021年も引き続き、これらのヘッドホンが人気を維持するでしょう。
さらに、コロナ禍によりコンサートやライブの開催が難しくなった現在では、音楽を家で楽しむ時間が増えたことから、室内でも会場のようなサウンドを楽しめる“空間”を意識したものも人気が出ています。
ただ音質が良いだけでなく、まるでライブ会場にいるような臨場感を体験できたり、細部の音のニュアンスまで聴き取ることができるなど、空間表現力が高いヘッドホンが今後のトレンドになると考えられます。
それでは、実際にどのようなヘッドホンを選べばいいのでしょうか。メンズ向け・レディース向け・可愛さ重視など特徴ごとに、おすすめの商品をご紹介していきます。数千円台から数万円台まで、幅広い価格帯から選びました。
国内メーカーで安くておすすめなのが、パナソニックのヘッドホン「RP-HF410B」です。
Amazon販売価格は3627円。Bluetoothの標準コーデックSBCに加えて、主にiPhoneに対応する高音質AACに対応しています。折りたたみ可能なうえ、1回の充電で約24時間連続使用が可能なので、どこへでも持ち運んでいつでも音楽を楽しめます。
【参考】パナソニック公式サイト製品詳細ページ
続いて、Amazonの人気ランキング上位のヘッドホンを紹介します。
こちらは、オーディオテクニカのワイヤレスイヤホンヘッドホン「ATH-M50xBT」のAmazon限定商品ガンメタリックグレーカラーモデルです。Amazon販売価格は2万3000円前後。約7時間の充電で最大40時間の連続使用が可能。音の解像度が高く、スタイリッシュでデザイン性にも優れています。
【参考】オーディオテクニカ公式サイト製品詳細ページ
シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力的なBeats by Dr. Dre(Beats)のワイヤレスヘッドホン「Beats Solo3 Wireless」。
細やかなチューニングとノイズアイソレーションによる、Beatsならではのクリアで深みのあるサウンドが楽しめます。公式オンラインストアでの販売価格は2万2880円。コンパクトで折りたたみができるので、持ち運びにも便利です。
【参考】Beats公式サイト製品詳細ページ
ローズゴールドのカラーが大人可愛い、PowerLocusのヘッドホンです。
Amazon販売価格は2399円とリーズナブル。折りたたみ可能で、有線とBluetoothどちらでも使用できます。見た目にこだわりたい人や、初めてヘッドホンを買う人におすすめです。
ソニー製品でおすすめなのは、2020年9月に発売された「WH-1000XM4」です。
ソニーストアでの販売価格は4万4000円。音質が良いのはもちろんのこと、ノイズキャンセリング機能が搭載されているので、周囲の雑音を気にせず音楽に没頭できます。外音を取り込むモードもあるので、音楽から映画鑑賞、ゲーム、テレワークなど使い勝手が良いです。
【参考】ソニー公式サイト製品詳細ページ
とにかくかわいいヘッドホンがほしい人は、猫耳がついているユニークな製品はいかがでしょうか。
見た目のインパクトがある猫耳デザインは、ゲーム実況で気分を盛り上げたい時や、気分転換をしたい時に活躍します。Amazon販売価格は2500円前後。
※データは2021年4月上旬時点での編集部調べ。※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。※Bluetoothは米国Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
文/ねこリセット