進化したボーズ「QC Earbuds」の“虜”!サウンド/ANC/機能性の全てが揃った完全ワイヤレスだ

多数の製品が市場にひしめく、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。その中でも、特に人気が高いモデルの一つに、ボーズ「QuietComfort Earbuds」(以下、QC Earbuds)がある。

ボーズ「QuietComfort Earbuds」(トリプルブラック)昨年10月に登場するやいなや即完売となり、しばらく入手困難な状態が続いた。今でこそ安定して購入できるようになったが、現在も売れ筋モデルとしてランキング上位の常連となっている。この製品が、先日大幅なアップデートを果たした。ここでは、さらに磨きがかかったQC Earbudsの魅力に迫っていきたい。
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■ボーズのANCノウハウが詰まった、完成度の高い完全ワイヤレスアップデートされた機能を紹介する前に、本機についておさらいしよう。2017年にボーズ初となる完全ワイヤレスイヤホン「Bose SoundSport Free」が登場してから3年、2020年10月にリリースされた最新モデルが、QC Earbudsだ。QC Earbudsと従来モデルとの違いはどこにあるのか?それは、ボーズが長年ノウハウを積み重ねてきた、アクティブノイズキャンセリング機能(以下、ANC)が搭載された点にある。通常のカラバリは2色。「トリプルブラック」と「ソープストーン(写真)」ボーズのノウハウが詰まった、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載しているボーズは1978年頃からANCの開発を続けてきた、“ANCの先駆者” といえるブランドだ。2000年に民生用として初のANC搭載ヘッドホン「QuietComfort headphones」を発売。その性能は世界中から高い評価を受け、航空機のファーストクラスに装備されたというから驚きだ。この「QuietComfort」の系譜を、完全ワイヤレスイヤホンとして初めて引き継いだのが、QC Earbudsである。本機が搭載するANCの最大の特徴が、「自然な静寂感」にある。本機を装着してANCをオンにすると、自分がいる場所の感覚はそのままにスッと周囲の騒音がなくなる。外音を取り込めば人やクルマなどの気配は分かり、効果を最大にすれば騒音をシャットアウトする。閉塞感のない自然な静寂を実現。その上で、騒音を強力にカットしてくれる一般的なノイズキャンセリング機能で感じがちな、鼓膜が詰まった感覚や外部と遮断された閉塞感は、一切ない。その効果は筆者がシーン別にレビューした際に、素晴しさを実感している。他にも、ANC効果の最大化とフィット感の両立を目指し、ノズル部分とフックを一体化させたシリコン製の「StayHearTM Maxイヤーチップ」を新採用したり、1回の充電で6時間、ワイヤレス充電対応ケース併用で最大18時間の長時間再生に対応したりと、とにかくプロダクトとしての完成度が高い。フィット感を高められるフィンが一体となった独自の「StayHearTM Maxイヤーチップ」を採用。3サイズ用意され、さまざまな耳へのフィット感を高めている装着も迷いなく、スムーズに行える。フィン部分が飛び出た場合はきちんと耳介部分に収めることで、長時間でもずれにくい装着性を実現する■ActiveSenseTMテクノロジーの追加でANC機能が使いやすく進化今年9月、QC Earbudsの本体ソフトウエアが「Ver.2.0.7」にアップデートされた。アップデートにはiOS/Androidアプリ「Bose Music」が必要。アプリと本機を接続すれば、自動で適用される。「Bose Music」と組み合わせて、最新アップデートによる新機能をチェック!このアップデートにより大幅に進化したのがANCである。QC Earbudsでは、ANC機能が「0」から「10」までの11段階で調整できるようになっているのだが、このうち、効果が最少で周囲の音が聞き取れつつもノイズを抑えた「0」状態を「Aware(アウェア)モード」、消音効果が最も高くノイズを大幅にシャットアウトする「10」状態を「Quiet(クワイエット)モード」と名づけ、デフォルト設定として選べるようにした。

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