Campfire Audio、ダマスカス鋼を使用し、世界に一つの模様が楽しめる新作イヤホン「Saber」を発売

 ミックスウェーブから、Campfire Audioの新作イヤホン「Saber(セイバー)」が、本日2月25日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥57,000前後。世界限定1000台の生産で、日本への割り当ては100台となる。

 Saberは同ブランドの“初めて”を詰め込んだ製品になるそうで、フェイスプレートに初めて“ダマスカス鋼”(木目上の模様のある鋼)を使用し、他に類を見ないデザインに仕上げているのが大きな特徴になるという。

 そのフェイスプレートは、ダマスカス鋼から削り出されており、一つ一つ模様の浮かび方が異なるため、世界に一つしかない見た目の1台を所有できる喜びが得られるとしている。

 一方、ドライバーには初めてデュアルダイナミック構成を採用。6mm径のナノチタンダイヤフラムドライバーと、8mm径ハイブリッドベリリウムポリマーダイヤフラムドライバーの、サイズ・素材の異なる2種類のダイナミック型ドライバーを搭載している。

 さらに、高域用にはバランスド・アーマチュア(BA)型ドライバーを組み合わせており、精密に調整することで、ドライバーの性能を最大限に発揮するようにチューニングされているという。

 ハウジングには、Campfire Audioの独自技術「ソリッドボディ設計」を採用。同ブランドの哲学「Less is more」に沿って、音導管やコンデンサー、ダンパーなどのドライバーに対して僅かでも音を変えてしまう要素をなくすため、3Dプリンターで成形した単一のコンポーネントをドライバーのサウンドチューニングの要としているそうだ。

Campfire Audio、ダマスカス鋼を使用し、世界に一つの模様が楽しめる新作イヤホン「Saber」を発売

 そうして精密に製造されたコンポーネントは、パーツ数を最小限にするほか、細かいチューニングや、各ドライバーに内部チャンバーを最適化することができ、ドライバーの持つ本来の音を鳴らすことを可能にしているという。

 付属ケーブル「Pure Copper Litz Cable」は、高純度銅導体を使用することで、滑らかで温かみのあるサウンドを再現。コネクターはMMCX仕様で、ベリリウム銅加工されているため耐久性が高く、長期の使用にも安心という。

 収納・持ち運び用に、ポートランドグレーのコンパクトなジッパーケースが付属。イヤホンを保護しながら、ポケットに収まるサイズにまとめられており、持ち運びしやすさも考慮されている。

Saberの主な仕様イヤホン筐体(フェイス):ダマスカス鋼イヤホン筐体(ボディ):ABS筐体イヤホン筐体(ノズル):ステンレススティールドライバー:ハイブリッド型(デュアルダイナミック)ドライバー構成:3ドライバー Low / Mid ×1(Dynamic(D8))、Mid × 1(Dynamic(D6))、High × 1周波数特性:5Hz~19kHz入力感度:94dB SPL@1kHz:25.4mVrmsインピーダンス:8.2Ω@1kHzイヤホン端子:ベリリウム銅加工されたMMCX端子ケーブル導体:純銅導体入力端子:3.5mm ミニ端子ケーブル長:約120cm付属品:Pure Copper Litz Cable、Canvas Earphone Case、Mesh IEM Bag、イヤーチップ(シリコン、フォームイヤーチップ、E-Type)、クリーニングツール、保証書(1年間)

ミックスウェーブ株式会社(代表取締役社長:齊加 博和 本社:東京都世田谷区)は、米オレゴン州ポートランドのイヤホン・ヘッドフォンブランド「Campfire Audio」の新ユニバーサルイヤホン「Saber」の発売を2022年2月25日(金)より開始いたします。