Spark欠品?
今年8月頃からだったろうか、DJI「Spark」を購入しようと思っていたのだが、DJIの公式サイトではずっと欠品が続いていた。9月、10月と2カ月経っても販売が再開される様子はない。そうなると考えられるのは、Sparkのポジションに変わる後継機が出るということだ。
DJI「Mavic Mini」
そんなわけでいったん物欲を引っ込め辛抱強く待っていたところ、10月31日に「Mavic Mini」が発表された。これまでの小型最軽量機Sparkに変わって、この機体が小型最軽量機となる。
最大の特徴は、本体+バッテリーで200gを切ったところ。ご存じの方もあるかと思うが、DIDと呼ばれる国土地理院が指定する人口集中地区でドローンを飛ばす際には、航空法上の許可が必要となる。ただこれは、「本体+バッテリーの重量が200g未満のものを除く」という但し書きがついている。
これまでの最軽量機Sparkでも重量が300gなので、DID上空を飛行するには許可申請が必要だったわけだが、ほぼ同じ性能ながらも許可申請不要で飛ばせるようになったというのは大きい。この200g制限は日本独自ルールなので、DJIはわざわざ日本のユーザーのために、レギュレーションに合わせたモデルを投入してくれたという事になる。
公式ストアでの価格は、本体を含む基本セットで46,200円(税込)、スペアパーツや予備バッテリー等を含むFly Moreコンボが59,400円(税込)となっている。
改正航空法の施行以来、国内コンシューマではドローン熱がサーッと冷めてしまったように見えるが、本機の登場でまた盛り上がりを見せるかもしれない。今回はこのMavic Miniをじっくりテストしてみたい。