もはやビジネスシーンでは日常になったとも言えるWeb会議。開始時にあなたが注意していることは何だろうか。一番気になるのは、もしかするとカメラ映像の見え方かもしれない。しかし、できればそれよりも比重を置いておきたいのは、自分の声の聞こえ方だ。
しゃべって説明する以上、カメラにきれいに映っていることより、はっきり声を聞き取れる方が相手にとっては重要度が高い。そもそも簡単なミーティングなら映像をオフにして音声だけで会話することもあるはずで、そうなると映像で補完できない分、一段と音声の重要性が増すことになる。
Web会議ツールの音声テストの機能を使って事前にひと言、ふた言チェックすることはあるかもしれないが、しゃべり続けたときの聞こえ方とはやはり異なる。だからといって、自分の声を会議中ずっとモニターしている人は少ないだろう。
では、Web会議で相手に自分の声を聞こえやすく届けるにあたってはどんな点に気を付ければいいのか。さらには、どんなマイクを使うのがWeb会議においてよりベターなのか。PC環境における注意点を改めて紹介するとともに、性能/価格の異なる8種類のマイクを使って実際の聞こえ方がどうなるのかも比較してみた。
この記事の目次
- 音声が途切れにくい環境にするには
- ノイズの少ない聞き取りやすい音質にするには
- マイクは何がいい? 8製品を録音して比較
- 「Web会議向け」のマイクは一体どれだ!?