完全ワイヤレスイヤホン、3カ月で950個が線路に落下 防ぐには? - BCN+R

落とさないために注意したいこと

特に注意したいのは電車の乗降時。移動に際して、人同士や荷物、ドアなどにイヤホンが引っ掛かり落ちてしまうからだ。乗降時はよそ見をせず、順序良く降りるとスムーズで安全だ。さらに、冬はマフラーの着け外しでもイヤホンが落ちてしまうこともあるだろう。焦ってしまうとかえって時間がかかる事態に陥りかねないので、イヤホンを装着している際は一層周囲に気を配りたい。万が一、片方だけ落としてしまっても、Appleなら純正の新品と有償で交換することができる。また、イヤホン・ヘッドホン専門店のe☆イヤホンでは中古の片耳のユニットだけを購入することが可能。必要になったら活用してみるのも選択肢の一つだ。とはいえ、全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、完全ワイヤレスイヤホンの平均単価(2020年10月)は約1万6000円。高価なものなので、落とさないに越したことはない。自らも含めた、駅にいる人全体に迷惑をかけないためにも、完全ワイヤレスイヤホンを落とさないよう注意したい。ちなみに、落ちたイヤホンを駅係員が拾得した場合、ある程度の期間は駅で保管するが、その後は落とし物を集積する場所に移動され、その後警視庁に引き渡されるそうだ。もし、期間が過ぎてから落とし物に気が付いた場合は、この経緯をたどって問い合わせてみると、見つかるかもしれない。(BCN・南雲 亮平)*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

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