カシオの「G-SHOCK」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか? “ゴツゴツしたデザインの腕時計”あるいは“昔に流行した腕時計”だろうか? 実際にはどちらも正しく、そして間違っている。
G-SHOCKは今、素材や構造の進化で“シュッとした”シンプルでコンパクトなモデルもラインナップしており、実際に人気を集めている。また出荷数はこの10年で右肩上がりのペースで伸び、大ブームだった1997年を遥かに凌ぐ規模になっているのだ。
“腕時計はいらなくなる”と言われて20年――右肩上がりのG-SHOCKが切り開く世界
本稿では、40年近い歴史の中でさまざまなモデルが登場しているG-SHOCKについて、カシオ計算機 マーケティング統轄部 時計マーケティング部 部長の上間卓氏に伺いながら、定番モデルの見分け方や最新の注目モデルを解説する。また、映画などで活躍したエピソードや、最新のカスタマイズ注文サービス「MY G-SHOCK」を提供する意図についても聞いている。
カシオ計算機 マーケティング統轄部 時計マーケティング部 部長の上間卓氏