CHARGE 5
2021年のゴールデンウィークも半分が過ぎました。みなさんはチャージできているでしょうか? という無理やり感のある前フリに続いて紹介するのが、JBLのワイヤレススピーカー「CHARGE 5」です。音楽再生をするための製品ですが、名前の通り、スマートフォンの充電(チャージ)にも対応した製品になっています。
ワイヤレススピーカーでは常に国内上位のシェアを占めているJBLですが、その中でもCHARGEは、2013年の2月に無印の製品が登場して以来、かなり長く続いているシリーズとなります。
製品の概要が1分強で分かるダイジェスト動画
質感の違いで変化を出すTONE on TONEのコンセプト
CHARGEシリーズの現行モデルは2019年秋に登場した「CHARGE4」で、円筒形の本体に大容量のバッテリーを搭載するBluetoothスピーカーという基本コンセプトは変わっていません。7500mAhと大容量のバッテリーを搭載し、最大20時間の連続再生ができ、USB経由でスマートフォンなどに電源供給できるといった基本仕様は「CHARGE 5」にも受け継がれています。
バッテリーは最大20時間フルに音楽を再生しても良し、スマホにおすそ分け充電しても良し(5V2A給電に対応)。
その一方で、見た目の印象は大きく変わりました。そう感じる大きな理由はロゴデザインです。JBLのブランドカラーはオレンジで、CHARGE4はオレンジ色のボックスに白抜きでJBLの文字をあしらった旧来ロゴを採用していました。一方、「XTREME 3」など最近の機種では「JBLボールドデザイン」という、大きくてインパクトのあるロゴが採用されています。CHARGE 5もこれにならい、大きなJBLロゴを本体のフロント部にで~んと置いています。また、「TONE on TONE」というカラーリングのコンセプトも取り入れました。遠目から見ると、赤なら赤、黒なら黒と、製品の色が一色で統一されていますが、近づいてみるとロゴやエッジ部分の素材感が異なり、変化を感じるものになっています。
CHARGE 5の場合、本体のほとんどをファブリックで覆っていますが、ロゴはメタリック、脚やエッジにはシリコン素材を使うといった感じのアクセントをつけています。デカいロゴを前面に押し出したりすると、ふつうはダサくなってしまうところですが、この配慮によって、必要以上に目立たず、かといって簡素になりすぎず……といった絶妙なバランスが得られます。デザインには好みがありますが、光の強い屋外などに持ち出すとロゴがきらりと光ってとてもきれいです。私はとてもいいと思いました。
色は写真のレッドのほか、ブラック、グレー、ブルー、スクワッド(迷彩柄)の5種類が用意されています。