■BMW最新の「iDrive8」インフォテインメントシステム、デュアルスクリーンを搭載
BMWが現在開発中のミッドサイズ・クロスオーバーSUV「X5」改良型にラインアップされる最強モデル、「X5M」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ドイツ市街地で目撃したプロトタイプは、すべてのダミーコンポーネントを削除、量産型デザインが露出しています。
フロントエンドでは、「X6」や「8シリーズ」に見られるものと同様の両サイドに角度を持つグリルに変更、ヘッドライトがスリムになっている様子が擬装の下から確認できます。
バンパーは、両サイドのインテークはまだカモフラージュされていますが、センター部分が改良されていることがわかります。
後部では、LEDテールライトが現行と同じ形状を維持しますが、3次元の視覚効果を備えた、新しい内部グラフィックスを特徴とするものに置き換えられるほか、バンパーとディフューザーを微調整する可能性が高いようです。
ルーフスポイラーは変更されていませんが、今後着手されると思われます。
内部では、BMW最新の「iDrive8」インフォテインメントシステムが搭載されると予想され、ダッシュボードは、改良された8シリーズと同じインストルメントクラスター用の、より大型のディスプレイを備えたデュアルスクリーンセットアップが配置されるはずです。
改良型で変更されない可能性の高いのがエンジンコンパートメントです。
ボンネットの下には最高出力608psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、コンペティションバージョンでは最大617psを発揮します。
引き続き8速ATが組み合わされ、アクティブMディファレンシャルを備える「M xDrive」全輪駆動システムに動力が送られます。
X5M改良型のワールドプレミアは2022年後半、これが最後の非ハイブリッドX5Mとなる可能性が高いです。
(APOLLO)